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(注)<ご参考> 森林(スギ)のCO2吸収量計算の考え方

但し、下記において使用した各種係数や試算の前提は、ある県の資料をもとにしたが、これらは地域や樹種・林年齢等の各種条件により異なります。

①埴栽してから50年経ったスギ林の材積(幹部分のみの体積の合計)を1haあたり約500m3と想定します。(これは本州中央部の県のスギ人工林林分収穫表を参考にして想定しました。)

②これは幹だけの体積ですので、木全体の体積に換算します。おおよそ、幹の体積と幹+枝+根の体積の比率が1:1.7ですので、
    500m3×1.7=850m3

③これを重量に換算します。スギなどの針葉樹の容積密度(比重)として0.4(t/m3)を採用しており、
    850m3×0.4t/m3=340t

④木材の組成重量の約半分が炭素成分ですので、炭素のみ重量は、
    340t×0.5= 170t
   (つまり、1haの50年生のスギ林には、170t の炭素が蓄積されていることとなります。)

⑤1haあたりのスギの本数を900本と仮定すると、1本のスギが蓄積している炭素は、
    170t ÷ 900≒ 0.19t(=190kg)

⑥この木は50年生ですので、単純に平均すると1年間に3.8kg(約190kg÷50年=3.8kg)の炭素を蓄積してきたこととなります。

⑦CO原子量は、C=12、O=16の為、
    CO=12+16×2=44

⑧従って1本のスギのCO換算の蓄積(吸収量)は、Cの吸収量が3.8kgである故、
    COの吸収量は、3.8×(44/12)=13.93 ≒14kgとなる。

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